定番となっている囲碁の入門書があります。
これから囲碁をはじめる方は、ぜひ目を通しておいてください。
スムーズに囲碁の世界に入ることができます。
定番の囲碁入門3冊
はじめての囲碁入門-すぐ打てる! 一人で上達できる!
まったくの初心者に囲碁を解説した本。丁寧にルールや打ち方を解説しています。
大人でも小学生でも読むことができます。
囲碁は自由度が高いので、ルールを知ったところで、打つ手がかりがありません。将棋とはまったく異なる部分です。
将棋だったら、下手は下手なりに楽しめますが、囲碁はそもそも考える手掛かりがつかめないものです。
そのあたりが、囲碁の敷居を高くしています。
そこで、本書は「なぜそこに打つのが良い手なのか」という考え方を丁寧に解説しています。
初心者にぜひ読んでほしい本です。
ヒカルの囲碁入門
大人気漫画「ヒカルの碁」で囲碁に興味を持った方が多いはずです。
本書は「ヒカルの碁」のキャラクターが紙面に登場して、ともに囲碁を学んでいきます。
まったく新しいことを学ぶのは、それなりにストレスがあります。覚えることが次々出てくるので。
そんなときでも、漫画のキャラが出てきてくれるおかげで和(なご)みます。
親しみをもって読めるので、「ヒカルの碁」のファンは間違いなく買いです。
また、入門書としての出来の良さでも評判です。単に漫画のキャラが出てくるからといって、わかりずらければ評価は得られません。
純粋に入門書として、これ以上ないほどわかりやすく書かれています。
納得感をもって囲碁のルールや打ち方がわかるので、入門書はこれ一冊で充分ともいえます。
東大教養囲碁講座―ゼロからわかりやすく
2005年から東大で「囲碁で養う考える力」という講座がありました。
囲碁の初心者である東大生に向けて、囲碁を教える講座です。
本書はその講座を新書にしたもの。
囲碁のルールからはじまって、6路盤、9路盤、19路盤と打ち方を解説しています。
9路盤の前に6路盤からじっくり解説するのは珍しいのでは?
「考える力」を養うのが目的だけあって、どのように打てばいいのか?が主眼になっています。わかりやすいのに奥が深い。
ゲームの前に良質の入門書を読む
囲碁のゲームが、DS、Wii、スマホアプリ、ネットなど様々あります。
形だけルールを知って、いきなり適当にゲームをやるのはお勧めしません。
「どのように打つのか。なぜ、そう打つのか」
これがわかっていないと、囲碁の面白さを感じることはできないからです。
まず入門書を読むことで、囲碁の考え方にじっくり触れることができます。
上記の3冊をまず読んでみてください。